マーヴェリックの集団から、ディーダとマールを守ってアーシアに報告にいくところ!
おかえりなさい!(アーシアがパタパタと駆け寄ってくる) 少年の保護、ありがとうございました。 あなたのお陰でパイロット排除の危機は去りましたが、補正の波は止まっていません。 まずは公園での出来事について、その後の調査で分かったことをお伝えします。 工業用ロボットの反乱は、アカシアの呪縛が及ばない何者かの手引きとみて間違いないでしょう。 ロボットの反乱を鎮圧するために警察と軍が現場に急行しようとしていましたが、 あなたが最後に戦った機械兵団に壊滅させられていました。 (どうりで孤立していたわけだ) 手引きしたものは、私たちと同じく─ タイムワープの能力を持ったものでしょう。 詰まるところを言えば、歴史補正の力をもった者、あるいは達です。 ロボットの反乱を鎮圧するために警察と軍が現場に急行しようとしていましたが、 あなたが最後に戦った機械兵団に壊滅させられていました。 あの機械兵団は、機械化小隊マーヴェリックと呼ばれる トウキョウ崩壊後に結成された新鋭の戦闘部隊です。 あの時代に存在しない者たち。未来から送り込まれた刺客というわけです。 はい─。 ジパングの崩壊を促している者がいるということです。 心当たりですか・・・? いえ、今のところは何も・・・。 状況は以前不安定ですが、喜ばしき事は、私たちの敵が明確になったことです。 歴史の大きな補正の原因が分からない状況の方が恐怖でしたからね。 そして、また新しい補正が始まろうとしています。 ジパングの未来のために、補正阻止の任務を引き受けて頂けますか?(アーシアは跪く) ありがとう、メイプルワールドの住人の方・・・(アーシアは安堵の息をつく) それでは、任務内容をお伝えします。 トウキョウには、秋葉原と呼ばれる土地があります。 トウキョウが崩壊した後でも、BWZ内の人々が全て排除されたわけではありませんでした。 一部のレジスタンスと軍人が、秋葉原に秘密司令室を敷設して、 機械兵団に対して工作活動を行っていたのです。 以前、駆動ユニット奪還に協力した兵士が、再度BWZに潜入して、 レジスタンスのメンバーと遭遇し、秘密司令室の存在を知りえました。 ジパングを崩壊させない上で、この秘密司令室は大きな役割を果たすことになります。 外部とのコンタクトが可能になった秘密司令室は、ジパング防衛軍と共に、 戦局を覆す一大作戦を繰り広げることになるのです。 この作戦により、ディーダが動かす決戦兵器を BWZ内に展開することができるようになり、 機械兵団壊滅まで持ち込むことができるのです。 秘密司令室がなければ、成しえなかった事。 そして─ 今、この秘密司令室が危機に晒されています。 彼の者によって、秘密司令室の存在が機械兵団に知らされてしまったのです。 施設の重要性を理解した機械兵団は、最強の地上工作部隊を送り込んだようです。 地上兵団を統率するベルガモットは既に存在しませんが、この部隊は完全に独立しているため、 ベルガモット配下に組み込まれなくても100%以上の力を発揮できるのです。 これはLv3ゲートパスです。これで2102年の秋葉原に飛ぶことができるようになります。 あなたには直接、司令室に飛んでもらいます。多くの味方がいるでしょう、 彼らと共に力を合わせて敵部隊を撃退してください。 秘密司令室に司令官がいるため、防衛の協力を申し出るのです。 厳しい戦いになるでしょうがよろしくお願いいたします。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (アーシアはいつものように手を胸の前で交差させて、瞳を閉じた) ジパングの未来を、 平和を、 ただ一つの希望を、 あなたに託します。 そして── あなたが生きて戻られることを祈ります。どうかご無事で。
by tobutaaaaaa
| 2009-02-03 01:22
| トウキョウクエ テキスト
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